一般社団法人 日本ろう福音協会
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手話翻訳について

日本ろう福音協会では、原典(ヘブル語・ギリシャ語)に忠実な翻訳を心がけながら、
日本のろう者の第一言語である「日本手話」に聖書を翻訳しています。
翻訳状況 | 翻訳の流れ

当協会の翻訳方法

文字が手話(動画)に翻訳・発行されるまでには、こんなにたくさんのステップがあります。
この作業は、たった1節を翻訳する場合も、100節翻訳する場合も変わりません。
それぞれのステップを、詳しく見てみましょう!
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どんな作業?
「これから翻訳するものを深く知る!」
この一言に尽きます。
全て文字で書かれたものを、これから手話に翻訳していく前準備で、事前研究をしっかりしておくと、これからの翻訳がとても進みやすくなるのです。
もっと詳しく
書物のジャンル(物語・詩・預言書・手紙など)や作者、時代背景、登場人物、抽象的な言葉の意味など、調べるものは星の数ほどあります。それらは数ある釈義書を使って、釈義チームが丹念に調べていきます。加えて、地名や人名などの手話名は決まっているか?など、それまで翻訳したものの中からデータ収集することも大切。特に手話は「見る」言語なので、イメージで参考になるものがあれば、どんどん使っていきます。
関連リンク:手話名が必要な理由とは?
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どんな作業?
文字だった聖句が、初めて日本手話になる瞬間です!実は、一番時間がかかるのが下訳1回目。ここでの下訳が、これからの翻訳を進めていく上でのベースになります。
もっと詳しく
まずは釈義チームが 01 で調べた情報を翻訳者に共有します。翻訳者は全体像と詳細をきちんと把握するために、イメージを絵に描いたりしながら、日本手話に表出をしていきます。
この時注意が必要なのは「全てのろう者がわかる表現」かどうか。つまり、教会だけで使われている表現は、できるだけ避けるようにしています。そのため、抽象的な概念をどう手話に表出するか、長い議論が交わされることもしばしば。
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どんな作業?
翻訳は1回すれば完成!ではありません。全体的な流れはおかしくないか?釈義的な間違いはないか?日本手話の文法的な間違いはないか?100%に近づくまで、何度も何度も修正を重ねます。
もっと詳しく
02で日本手話に翻訳した動画は、まず編集担当によってきれいに編集されます。その後、釈義担当が聖書の内容と合っているかを確認。さらに手話チェック担当者が日本手話の文法で不自然な部分はないかをチェックし、翻訳者と再び集まって修正をします。日本語と日本手話は別の言語だからこそ、日本語1単語につき必ず日本手話の表現があるとは限りません。だからこそ、お互いの理解があっているか?を慎重にチェックするんです。
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どんな作業?
「もう間違いないだろう」というところまで下訳が完成したら、釈義コンサルタントに提出し、聖書の原典(ヘブライ語やギリシャ語)と意味が合致しているかどうかを改めて確認してもらいます。
豆知識
「釈義コンサルタント」は誰でもできる仕事ではありません。実は、ろう者の釈義コンサルタントは2019年時点で世界に3人しかいないのです。もちろん聴者の釈義コンサルタントもいますが、手話翻訳に従事している方はまだまだ数少ないのが現状です。そのため、釈義コンサルタントのスケジュールによっては、ここで待機する必要がある場合もあるんですよ。
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どんな作業?
釈義コンサルタントによるチェックが終わった後、改めて下訳に修正を重ねます。
同時に「理解評価チェック」の準備として下訳をきれいに収録しなおします。
もっと詳しく
ここまで何度も修正を重ねている下訳は、いわば「つぎはぎ」の状態。次の「理解評価チェック」で見てもらいやすくするため、シャドーイングという技術を使って手話表現をきれいに収録し直します。
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どんな作業?
釈義コンサルタントが「聖書の内容の正誤チェック」なら、理解評価チェックは「ネイティブによる自然度チェック」。第一言語が日本手話の方々に集まっていただいて、表現がわかりやすいか、日本手話として自然かどうかを評価していただきます。
もっと詳しく
理解評価チェックは「クリスチャン向け」「クリスチャンでない方向け」の2回おこないます。なぜか?私たちが目指す翻訳は「全てのろう者が理解しやすい翻訳」「ろうコミュニティに受け入れられる翻訳」だからです。今までご協力いただいた方々からは鋭いご意見をいただいていて、私たちの翻訳の質を上げるためのとても良い機会になっています。
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どんな作業?
理解評価チェックで頂いたご意見をもとに、さらに修正を重ねていきます。
知ってほしい!
文字翻訳の場合、修正自体は「一部分を削除して打ち直す」という数秒でできる作業かもしれません。ところが手話翻訳の場合、例えば名前だけを修正したくても「名前だけ収録して、その部分をカット&ペースト」してしまうと、日本手話として自然ではなくなってしまいます。一つのうなずきを追加するために、文全体を収録し直す、ということは日常茶飯事です。だからこそ、手話翻訳は時間がかかるんですね。
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どんな作業?
理解評価チェック後の修正が終わったら、釈義コンサルタントによる最終チェックがあります。
これが合格なら、いよいよ本番撮影!
もっと詳しく
釈義コンサルタントは、必ずしも日本にいるわけではありません。なので、海外から日本に来てもらって、チェックをしたり、一緒に理解評価チェックに参加してもらったり、ということが必要になります。もちろんオンラインでもできることはありますが、国によってネット環境もさまざま。更に細かい日本手話の文法なども見る必要があるため、対面で進めるのが必須になります。
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どんな作業?
本番撮影前の最終修正!
もちろん最終修正をしたら、さらに釈義コンサルタントにチェックしてもらいます。
知ってほしい
翻訳者が本番撮影前にするのは「心の準備」だけではありません。もちろん本番撮影時には、たくさんのモニターに下訳が映し出されるので、それを見ながら手話表出することができますが、できるだけ練習を重ねて覚えておくのだそうです。
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どんな作業?
本番撮影では、今まで少しずつ収録していたものを、一気にきれいに収録する必要があります。ドラマの長台詞をイメージしていただければ近いかもしれません。長ければ3-5分、ノーミスで収録しなければならないことも。緊張感もひとしおです!
もっと詳しく
本番撮影で何よりも大切なのがチームワーク。
翻訳者が手話表出に集中できるよう、他のチームメンバーは細心の注意を払います。照明・撮影担当、ヘアメイク担当、別室では下訳と本番撮影映像を見比べてミスがないか確認し、収録されたものはすぐに釈義コンサルタントに送られます。本番撮影は、1日で終わる場合もあれば何日も続くことも。
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どんな作業?
釈義コンサルタントからOKが出たら、アプリ・YouTube・DVDでの公開に向けてのデジタル作業が始まります。章・節やテロップを追加し、アプリの場合は字幕のタイミングも調整。さらにアニメーションがある場合はここで追加されます。
知っていましたか?
DVDには、特典として「序論(あらすじ)」や「専門用語解説」などがついているんです!
アプリの場合は、日本語字幕がついていたり、ご自分でメモとして日本手話で動画を収録できる機能があります。
それらも、このデジタル作業の賜物!
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いよいよ公開!
新しい翻訳を公開するとき、翻訳チームもワクワクします!何ヶ月も(ものによっては何年も)かけて、やっと日本手話になった聖書のことば。是非みなさんに見ていただきたいです!
どこで見られるの?
是非このページで、あなたにあった見方を探してみてください!

一般社団法人 日本ろう福音協会

〒352-0035 埼玉県新座市栗原3-5-23
FAX&TEL: 042-439-4789 
Email: vibi@j-dem.net
営業時間:9時から17時まで 
(土日祝・年末年始・当法人指定の休業日を除く)
ご献金振込先:郵便振替  00120-8-71240 
名義:一般社団法人 日本ろう福音協会

「日本手話訳聖書」アプリ

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お問い合わせ

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